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2005年7月 1日 (金)

東京の気温と熱中症

山中鹿次さんの「山鹿ニュース」の記事に「山鹿ニュース‐山中鹿次のブログ‐6月30日号その1」に市民マラソン大会の暑さ対策を書かれていて、その中に温度と熱中症の危険性について書かれています。

日本体育協会からも、熱中症についてのガイドブックが作成されていて、ご存じでない方の方が多いと思うので、それを概略して紹介する。温度については、ガーゼに水を浸した湿球温度(普通の温度は乾球温度で双方の差で、湿度の算出の換算表がある)、これに直射温度など総合したWBGTという温度指標もあるが、一般には乾球温度が発表されるので、この基準を示すと以下のようになる。

①ほぼ安全、24c以下。②注意(積極的に水分補給)24~28c
③警戒(積極的に休養)28~31c
④厳重警戒(積極的に休養)31~35c
⑤運動は原則中止(特別の場合以外運動中止)35c以上

湿度や直射日光の要素があるので、いちがいにいえないが、先の東京やにちなんは走り始めは②くらいの温度だったが、③の温度になり、熱中症に繋がったようである。

自分も初めて見ましたが、「財団法人 日本体育協会」から、「熱中症を防ごう」のガイドブックがあります。

6/28の東京最高気温は36.2度で、その日はクロスカントリーに行ったが、全く走れなかった。上記の基準でいうと、35度以上で、運動は原則中止でした…。本当に事故がなくて良かったです。また、以前にも9月に開かれたマラソン大会で、ハーフを走ったが、残暑で、2時間30分のワーストを記録したこともあります(一応当時はハーフ2時間ぐらいの走力)。

夏の昼間は、長い距離を走らないようにしているのですが、東京の昼間では、どの期間が基準に当てはまるのか、「気象庁」のホームページから最高気温の平年値で調べてみた。

①ほぼ安全、24c以下。 → 10/1~5/27
②注意(積極的に水分補給)24~28c → 5/28~7/9,9/10~9/30
③警戒(積極的に休養)28~31c → 7/10~7/30,8/15~9/9
④厳重警戒(積極的に休養)31~35c → 7/31~8/14
⑤運動は原則中止(特別の場合以外運動中止)35c以上 → なし

夏に走るときは、昼間ではなく、早朝や夕方以降に走った方が良さそうである。また天気予報を見て、35度以上になりそうであれば、止めた方が良さそうです。

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コメント

 こんばんわ。暑さはクールビズではないですが、大問題です。というのも今年、大阪体育学会で去年の猛暑と台風の影響を調査、発表しましたけど、別に冷夏ではなかった昭和40年の天気と、去年で対比したのですが、大阪の場合、真夏日が1,7倍、熱帯夜が2,84倍。平均気温は過去30年の鹿児島の枕崎より高いのです。(私のブログの3月31日号その1でも紹介してますが)
 10月も雨が多く、走り込みがやりにくく、その影響が強い西日本とか、暑い東京都心部の方にはつくばなど11月のフルはレース当日が走りやすくても、走り込み期間の最初が最高気温が30cを割らない期間からで、良い練習ができないので、コース自体の走りやすさ以外にいい流れの練習ができるので、青島を薦めています。今、ランナーズで川島伸次さんの夏に走り込む必要性がありますが、実業団、学生など夏涼しい場所で走り込める人の発想で、朝でも熱帯夜になる場所にすんでいる方にはおすすめできないです。
 そうそう山鹿ニュースが以外な所で、反響があり、infoseek検索の生涯教育、社会教育で出すと、350,056件中で山鹿ニュース4月14日号が堂々9位、(7月9日現在)6月末には2位でした。ランニングではなく、教育問題のことでしたが、いずれにしろ自分の考えが役立てていただければありがたいです。

投稿: 山中鹿次 | 2005年7月 9日 (土) 22時35分

最近は、異常気象といっては大げさですが、天候が例年と違う場合が多いですね。
8月は30度以上で昼間に走るのは向かないですし、夜も走るのは汗を大量にかき、長い距離は走れません。また9月も上旬までは、残暑がきびしいので、注意が必要ですね。

投稿: ひらぼん | 2005年7月10日 (日) 19時11分

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