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2006年7月30日 (日)

時間を作る,時間を生きる

時間を作る時間を生きる いま子供たちは夏休みですが、その1か月間は長く感じられましたが、30歳を過ぎた自分には1か月、1年は昨日のように感じてしまいます。またマラソン大会の5キロ部門に何回か出場していますが走っているときは、時間(時計)を気にしながら1分1分が長く感じられますがゴール後では、30分間はあっという間です。さらにカップラーメンにお湯を注いで待つ3分間はもっと長く感じられます。

そんな心理的な時間に関する話題を「時間を作る、時間を生きる―心理的時間入門」で扱っています。
先程の3分間のように同じ人が時間の長さに違いを感じるのは、どれだけ時間の経過に注意しているかによるようです。

時間の経過にどの程度注意を集中しているかが、最も強く時間評価に影響することが知られています。時間の経過に注意を向けているほど、時間はどんどん過ぎていく気がするのに現実にはそれほど時間はたっておらず、経過時間は長く評価されることになります。したがって人を待っているときには、時間の経過に注意を強く向けているので、時間が長く感じられます。また、楽しいことに気を取られているときは、時間の経過に注意が向かないので、時間はあっという間にたってしまいます。私たちの注意資源が有限であるために、このようなことが起こると考えられます。

またいろいろな出来事があると時間を長く感じるようです(子供は特に)。人の心は時計の針のように一様ではなく、曖昧で不思議なものですね。

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コメント

時間というか人の心は奥が深いですね。
注意の向く方向によって時間が長くなったり短くなったり、言われてみるとそうだなあと思ってしまいます。時間とうまくつきあうには何だかコツがいりそうですね。

投稿: iwanob | 2006年7月30日 (日) 18時48分

ひらぼんさん、
確かに、走っているときは時間に集中しているために、時間経過がゆっくりなのでしょうね。。。30を過ぎて、ゆっくり時間を感じられる瞬間を持っているって、幸せなことなのかもしれませんね。

投稿: iyashi | 2006年7月30日 (日) 22時45分

>iwanobさん
新しく買った本もやっと読み終わりました。
自己啓発本のように時間とはうまく付き合えませんが、なんとか時間や心と相談してのんびりやっていきたいと思います。

>iyashiさん
iyashiさんもランニング等、集中できることきっと見つかりますよ

投稿: ひらぼん | 2006年7月31日 (月) 21時39分

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