三国志曼荼羅
三国志曼荼羅(井波律子著;岩波現代文庫)を読みました。
三国志と言えば、陳寿の著した歴史書の正史「三国志」と、羅貫中により書かれた、正史をベースにしつつ民間で伝えられていた様々な物語を取り込んだ小説「三国志演義」があります。劉備、関羽、張飛による桃園の誓いから劉備を中心に書かれている方が演義であり、一方正史では魏を正統な王朝として人物ごとに伝記が書かれています。
本書では三国志世界の魅力ある人物像を正史をもとにしながらも演義の話題も交えて書かれています。
第一部では魏の話題、第二部では蜀と呉、第三部では三国志世界に関連する話題を取り上げています。なかでも陳寿が、魏から禅譲を受けた西晋に仕え、正史では魏を正統王朝としながらも母国である蜀を賞揚するさまは分かりやすく書かれていました(陳寿の「仕掛け」)。
<リンク集>
三国志-Wikipedia
三国志(さんごくし)は、中国の後漢末期から三国時代にかけて群雄割拠していた時代(180年頃 - 280年頃)の興亡史である。
三国志 (歴史書)-Wikipedia
中国の西晋代の人陳寿(233年 - 297年)により西暦280年~290年頃に編纂された紀伝体の歴史書。
三国志演義-Wikipedia
明の時代に書かれた中国の通俗歴史小説。
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